大阪府吹田市で子育て世代をメインターゲットにしたファミリー歯科の計画。居心地が良く小さな子供連れでも通いやすい怖くない歯医者さんを目指した。先生の趣味である蝶をあしらったロゴマークと色鮮やかな熱帯魚が出迎え訪れた患者さんの緊張を解きほぐす。大きな開口部からは自然光がそそぎ開放感のある待合には海や空をイメージし青いグラデーションがうねった形状が特徴的なカウンターや草原とパーゴラをモチーフにしたキッズスペースを配置し自然溢れる自由でおおらかな空間とした。
診察ゾーンは天井の高さを抑えて木漏れ日のように間接光が降り注ぐ落ち着いた上質な空間としながらも色紙を挟み込んだ合板でパーテションを造作する事でどこかクスッとできるような肩の力が抜ける空間になるように計画した。

診察室
診療室は、患者がリラックスして治療を受けられるよう「やさしさ」をテーマに設計。ブースごとに区切られた半個室スタイルは、プライバシーを守りながらも閉塞感を与えません。淡い木目の仕上げと間接照明が空間全体をやわらかく包み込み、清潔感の中に温かみを感じさせる雰囲気を演出しています。

診療ブース通路
診療ブースからバックヤードへと続く動線は、スタッフの作業効率と清潔感を両立するよう設計。
収納や作業台を一体的に構成することで、無駄のない動きを実現しています。カウンターのホワイトと木目の仕切りが柔らかく対比し、全体を明るく温かみのある印象に仕上げています。照明は天井面に埋め込み、陰影を抑えることで清潔な空気感を強調。

受付・待合エリア
受付カウンターは、白から深い青へと変化するタイルのグラデーションが特徴。
来院者に穏やかな印象を与えると同時に、清潔感と安心感を演出しています。隣接するキッズスペースは木の構造体でゆるやかに囲われ、柔らかな光と素材の温もりに包まれる空間としました。壁面の棚には玩具や書籍を配置し、待ち時間を心地よく過ごせる工夫がなされています。

受付・待合エリア
木の質感とブルーグラデーションのタイルで構成された柔らかな印象の空間。カウンターは、海の浅瀬から深海へと変化する色の移ろいをモチーフにデザイン。透明感のあるアクアリウムを組み込み、子どもから大人まで安心して過ごせる穏やかな空間へ。
木のフレームでゆるやかに区切ることで、開放感を保ちながらも落ち着きのある領域を形成しました。

アクアリウム
受付カウンターの一角には、来院者をやさしく迎えるアクアリウムを設けました。水槽を壁面に組み込むことで、空間の一部として自然に溶け込みながらも、
目を惹くアクセントとして待合室に穏やかな動きを生み出しています。